劇場版メイドインアビス 深き魂の黎明 感想「どうしてこうなった」

劇場版メイドインアビス 深き魂の黎明 感想「どうしてこうなった」
2020年1月22日

絶対映画館で見てほしい。
「劇場版メイドインアビス 深き魂の黎明」を見てきました。


大学の期末試験が終わったので、勢いで電車の中で席をとって行きました。C列なので前から3番目で若干見にくかったですがしょうがない。ほぼ席が埋まっていて嬉しくなりました。それと、入場者特典というものがあったらしいのですが、すでに品切れでした。カレンダー欲しかった……。
ということで、感想をごちゃごちゃと書いていきます。原作単行本勢なのでストーリー自体は知っています。ネタバレありなので注意。時系列順に感想をまとめていきます。他の人の感想読みながら追体験するのが好きなので、この記事がそんなものになっていれば嬉しいです。

マルルクちゃんの日常 おねがい

僕が映画を見たのは1月22日の一周目なので、第一話は寝ているオーゼンさんをベッドに連れて行こうというお話でした。マルルクちゃんがひたすらにkawaii。可愛らしいドレスにごつい帽子とかかぶってるのギャップがあって好きでした。
最後にマルルクちゃんはなんで濡れてたんですかねぇ……。縄が立てにも絡まってましたが……。オーゼンさんはだいぶ性癖がやばい。そういえば飲んでたのおちょこというか、日本酒っぽかったですね。ビールみたいなジョッキが出てくることは以前にもありましたが、おちょこもあるんですね。
スタッフロールの原画のところにゆゆ式の監督でおなじみのかおりさんがいて、うれしいなあ、キネマシトラスだもんなあって思ってたら、脚本・監督もかおりさんだった気がします(スタッフロールの最後に出てきた)。嬉しい。
ということで、マルルクちゃんひたすらkawaii!!という感じでした。

深界5層の花畑

どこから始まるんだっけなあって思っていたら、初手クオンガタリで体がキュッとなりました。ライザさんの好きだったトコシエソウの群生地から始まります。改めてクオンガタリが動いているのを見るとめちゃめちゃ気持ち悪いです。探窟家の死体もなかなかにエグい。祈手(アンブラハンズ)の炎、思ったより威力が合って強そうでした。あの祈手、どうなったんでしょうか。
これはTVシリーズからなのですが、坂本真綾さんの語り、すごい好きなんですよね。美しくてはっきりしていて冷たいのに、冒険を感じさせるというか。

深界5層 なきがらの海

イドフロントまで、支え水?を渡って向かいます。あんまり印象がないのですが、あんなに細く、脆そうな氷を通っていたんですね。やっぱり色と動きがつくと印象違いますね。
深海魚みたいな魚、動くとさらに気持ち悪い。

前線基地(イドフロント)

以降、全部イドフロントでのシーンです。
想像以上に早く回っていて驚きました。あんなに早く回ってると酔っ払わないんだろうか、とか思いました。
プルシュカの声良いですね……。水瀬いのり……。声つくとプルシュカの可愛さがマシマシになってる気がする。
ボンドルドの登場シーン、めちゃめちゃ強そうです。白い巨塔みたい(見たことないですが)。BGMも相まってすごいラスボス感ありました。
ここから記憶が曖昧になってきたので、シーンが飛んだり、前後したりすると思いますがご了承ください。
一番最後でも触れられますが、ナナチとボンドルドの微妙な関係というか、一方的に恨むこともできない複雑な感情、いいですよね。
途中で挟まれる一枚絵、すっごくキレイでエモーショナルで輝いていて好きです。
リコが階段での上昇負荷を受けるシーン、ただただ恐怖でした。映像というか、絵にしにくいものを伝わるように表現されていてすごいなあと思います。奥歯を噛み砕くってどれほどの力なんですかね。プルシュカの傷の手当、縫合まで手際よくしていたのは、パパの実験を手伝っていたからなんでしょうね。

レグ拘束シーン

レグの悲鳴が……痛そう……。全編に渡って、声優さんの演技が最高にいいんですよね。やっぱりマンガに声がつくと臨場感が増します。
枢機に還す光(スパラグモス)の音めっちゃいいですね。レグの腕の断面、金属部と肉?になってた気がします。
というか祈手がプルシュカに「こちらへ」って言ってたけど、あれで椅子に座っていたらどうなっていたんだろうか。カートリッジはあそこじゃ作れなさそうだけど。口封じ?でも祈手はボンドルドだから口封じしてもしょうがないよね?ボンドルドも祈手の行動は把握してたみたいだし。謎。
声がつくと絶望感10割増し。リコさん……。

脱出シーン

モーターボートだったのか(読み込み不足)。
プルシュカのセリフ「一緒に冒険に行きたいんだ」ってセリフ、この先を知っている人にはぶっ刺さって辛い。かなしい。

ボンドルド決戦part1

リコ、無尽槌(ブレイズリーブ)で壁殴ったときに思ったよりふっとばされてて心配になりました。Anotherなら死んでた。
ボンドルド中心にカメラぐるぐるするやつ、かっこいい演出だなあ、と。けいおんの2期オープニングが浮かびました。あれどうやって描くんですかね……?
クオンガタリの幼虫の矢、アレどこで用意したんですかね?トコシエソウ群生地でしょうか?よく手に入れられたなあ。
それとボンドルドにとどめを刺すときのレグが涙を流すシーン、今まで原生生物とだけ戦ってきましたから、人を殺すという行為はやっぱり心に来るものが……。
それを見ていたプルシュカ……。どうしてこうなった。メイドインアビス、どうしてこうなったっていうのが非常に多い気がします。不条理。残酷。ご都合主義なんてないよって感じ。仮面付け替えただけで認識が変わるのが若干不気味です。
ここでボンドルドの死を見て、「愛」が深まり、ボンドルドの言う「完成した」状態になったんでしょうね。ナナチとミーティーのように愛が深くないと祝福を得られないのでしょう。しかし、ボンドルドが「愛」って言うともはや滑稽というかお前が言うなって感じですが、本人は本当に愛を信じていそうでサイコパス感がやばい。
プルシュカ……。あああああああああああああああああああああああああああああ

ボンドルド決戦part2

レグがヌルヌルになりました。レグの中に他の人がいてってくだり、ライザの封書にはレグに似た別のロボット?が描かれていたので、その人っぽいですよね。ただの推測ですが。手を体の周りにぐるぐるさせるのかっこE。
ボンドルド、本当に多彩な武装が合ってかっこいいですよね。
* 呪い針(シェイカー)
* 明星へ登る(ギャングウェイ)
* 月に触れる(ファーカレス)
* 枢機に還す光(スパラグモス)
「月に触れる(ファーカレス)」「閉じろ」の流れかっこよかった。
火葬砲の消失させた範囲、改めて劇場の大画面で見るとすっごい広範囲ですよね。度し難い破壊力。そういえば劇場版では度し難いって言ってない気がする。ナナチがセーブさせてあの威力。まさかこの基地ごと?なんて言ってたので、可能ではあるんでしょうか。すっげぇ。
6層から5層へ、戦いながら上がっていくシーン。最高にかっこよかったですよね。戦闘の迫力すごい。アニメーションってすっごい。めちゃめちゃ動いてましたね。劇場アニメは作画最高なのでいいですよね。
水が降ってきて、それを火葬砲で蒸発させてなお上昇し続けるところ、燃えました。
上昇しきって、カートリッジが外れるところ、あそこが悲しくって悲しくって辛かったです。プルシュカの献身というか、愛が。思えば回想が増えてる気がします。風呂入ってるシーンなんてあったかな?プルシュカの声を背景に無双するボンドルドかっこよかった。
そして決着。
プルシュカ……。
本当にどうしてこうなった。
EDのMYTH&ROIDの「Forever Lost」、すごい作品にマッチしてました。余韻がすごくって、若干泣きかけました。

全体を通した感想

時系列感想は終わったので、全体を通した感想です。

アニメーションすっごい

やっぱり劇場アニメは最高だぜ!TVシリーズも作画よかったように記憶していますが、劇場版はやっぱりすごい。火葬砲の迫力とか、背景の書き込みとか、空気感とか。
そして、音楽とアニメーションの組み合わせ。もちろんストーリーは分かった上で見ているんだけど、その上で見てよかったー!ってなります。再発見というか、全く退屈しないです。ワクワクが止まらない。若干震えもしてましたが。
そして、声優さんの演技が最高でした。やっぱり声がついて、動いて、音がなると実在感がマンガのときと比べて格段に増します。そうすると心に突き刺さる具合が違ってきて、展開はわかっているのに心がぐちゃぐちゃにされました。

プルシュカの実在感

その中でも実在感が大きく増したのがプルシュカだと思います。マンガよりも回想が増え、スポットが当てられているように感じました。声がすっごい良かったし(二回目)。そのプルシュカが……。度し難い。
改めてプルシュカは魅力的なキャラクターだと感じました。プルシュカは夜明けの花ということらしいですが、黎明って「あけがた、夜明け」って意味らしく、黎明卿と呼ばれるボンドルドが名付けた名前なのがまた。お互いに愛し合っていたのにどうしてこうなった。
そして、リコに対する想いもマンガよりも深く感じられました。出会って間もないリコを、命を響く石(ユアワース)になりうるほど愛(または信頼)していたのか少し引っかかていたのですが、本作ではすんなり受け入れられました。本当に献身的で良い子すぎる。良い子すぎたんだ……。

最後に

本当に見てよかったと思います。劇場の臨場感で見れたのが本当に良かった。音響も映像も最高です。
余韻が本当にすごくて、しばらく座ってました。世界観にどっぷり浸かれるのも映画館のいいところですよね。没入感。
映画を見て初めてグッズを買いました。400円のクリアファイルですが。マルルクちゃんのクリアファイルも欲しかったので買うかも。
チラシの裏みたいな感想記事を読んでくれてありがとうございます。2期楽しみですね!