アルミ丸軸万年筆 レビュー。不便だからこそ愛おしい【無印良品】

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「万年筆、持っていますか?」

多くの人は万年筆を持っていないのではないだろうか。それとも万年筆のレビューを読んでくれるあなたは文房具好きで、たくさんの万年筆を持っているタイプだろうか(僕は文房具大好き人間だが)。どちらでも構わない。両者ともにおすすめできる万年筆が無印良品の「アルミ丸軸万年筆」だ。僕は購入してから1年以上使い続けていて、未だに気に入って使っている。とても良い万年筆なのでレビューしようと思う。

アルミ丸軸万年筆ファイン・黒インクカートリッジ1本付 通販 | 無印良品
カートリッジは(15-139040)アルミ丸軸万年筆用インクカートリッジ・黒2本入りが対応しております。キャップ装着時:全長約13.7cm、太さ直径約1cm、重量約20g
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万年筆について

ここからは少し万年筆について基礎的なことを書いていく。万年筆について詳しい文房具マニアの人はこの項目を飛ばしてしまって構わない。

初めに行っておくが、はっきり言って万年筆は不便である。ボールペンの方がよっぽど使い勝手が良い。昔は一般的に使われていた万年筆であるが、現在はボールペンに取って代わられている。ちなみにボールペンはデザイナー佐藤オオキのnendoがデザインした「bLen」が今までで一番良いと思っている。

bLenレビュー。nendoデザインの精密機械のようなボールペン

具体的には万年筆はボールペンと比べ、不便な点がいくつもある。

  • インクの乾きが遅い
  • 本体が高価かつインクも高価
  • ノック式ではない(ノック式の万年筆もあるにはあるが)
  • しばらく使わないとインクが乾ききってしまい、メンテナンスが必要になる

しかし、それでも万年筆が完全に消滅せず(DVDに取って代わられたVHSのようには消滅せずに)、未だに売られているのはなぜだろうか。それは万年筆にしかない魅力があるからだ。

  • 何にも変えられない書き心地の良さ
  • 魅力的な様々なインク

特にインクは、ボールペンでは考えられないほどの種類のインクがあり、調べているだけでも楽しい。とはいえ、初めての人はインクが予め容器に詰められている「カートリッジ」を使うのがお手軽で良いと思う。今回レビューするアルミ丸軸万年筆もカートリッジがデフォルトだ。なお、コンバーターというものを使うとインクを使うこともできるので安心して欲しい。


パイロットのインクは名前からエモいのでとても欲しい

アルミ丸軸万年筆の基本情報

閑話休題。本題であるアルミ丸軸万年筆について書いていこう。アルミ丸軸万年筆は無印良品にて売られている。価格は消費税込みで1,090円。初めから1本カートリッジが付いているのでコレだけ買えば万年筆デビューできる。万年筆の値段はピンからキリで、だいたい300円から数万円のものまである。1000円前後だと比較的手頃な値段だと言える。

万年筆の書き心地を決定するのがニブ(ペン先)である。高い万年筆はニブに金が使われており、書き心地が柔らかいらしい(僕は持っていないので)。アルミ丸軸万年筆はニブにステンレスが使われている。1000円前後の価格帯であれば妥当である。

太さは直径10センチメートルで重さは約20グラム。万年筆の中では比較的細身で軽量なボディである。アルミは軽くて丈夫なので安心できる。MacBookなどもアルミ製だ。

美しくミニマルなデザイン

アルミ丸軸万年筆を見て最初に思うのが非常に美しいデザインだろう。装飾はまったくなく、滑り止めのローレット加工があるだけ。直線的で工業製品の美しさがそのまま出ているように感じる。そのミニマルさはまるでApple製品のようだ。先程書いたとおりMacBookと同じアルミ製なのでとても調和性が高い。MacBook使いは検討してみたらどうだろうか。

書き心地は素晴らしい

アルミ丸軸万年筆はデザインのみでなく、書き心地も素晴らしい。やはり万年筆の書き心地はボールペンとは全く違う。自然と線が描かれるというか、ペンが流れるというか、力を全く入れなくてもペンの自重だけで字がかけるのだ。万年筆は字を書いていて楽しいと感じる。ぬるぬる。

ニブが金でできている万年筆は使ったことがないのでわからないが、僕が今まで使ってきた万年筆の中では最も書き心地が良い。ちなみに、つかったことあるのがプラチナ万年筆のプレピーとオートのデュードの2本。オートのデュードとは良い勝負だが(プレピーは300円なりの書き心地。おすすめしない)本体が軽い分、アルミ丸軸万年筆のほうが取り回しがよく好みだ。豆知識だが、無印良品で昔売っていたアルミポケット万年筆はオートのタッシェという万年筆ののOEMらしい。

インクがすぐ乾いてしまうが…

今までさんざんアルミ丸軸万年筆を褒めてきたが、ここで短所を挙げる。しばらく字を書かずに放っておくとインクが乾き、書けなくなってしまうのだ(キャップの密閉性が低い?)。ティッシュで拭き取ったり水で洗ったりしてメンテナンスをしなければならない。正直に言って面倒だ。しかし、僕はそこも含めてアルミ丸軸万年筆を愛おしく思う。

僕は日記を書くためにアルミ丸軸万年筆を利用するようにしたのだ。数日書かないとインクが乾いてしまう。→メンテナンスしなければならない。→じゃあ日記を書こう。という風に、短所を活かして「日記を書く」という続かないものを習慣化しているのである。実際に三日坊主だった僕が日記を数週間続けられている。


日記帳との組み合わせ。日記も無印のノートに書いている

短所も愛おしいアルミ丸軸万年筆

そもそも万年筆はボールペンよりも不便で使い勝手が悪い。それでもとても魅力的なところがあって、それがみんなに愛されている。

そんな魅力的な万年筆の世界への第一歩として、アルミ丸軸万年筆は間違いなく良い選択肢になると思う。無印良品の店舗ならどこでも買えるし、ネットストアもあるので手に入れやすい。カートリッジ式で扱いやすい。コンバーターも使えるので別売りのインクも使える。つまり、ずっと使える。


コンバーターはコレがいいらしい。

基本が全て揃っている実に無印良品らしい良品だと思う。僕はこれからもこの不便だけど愛おしいアルミ丸軸万年筆で日記を書いていくつもりだ。

アルミ丸軸万年筆ファイン・黒インクカートリッジ1本付 通販 | 無印良品
カートリッジは(15-139040)アルミ丸軸万年筆用インクカートリッジ・黒2本入りが対応しております。キャップ装着時:全長約13.7cm、太さ直径約1cm、重量約20g

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